PDCAについての概要

PDCAという言葉をご存知でしょうか?

PDCAは「Plan(計画を立てる)」「Do(実行する)」「Check(実行した結果を評価する)」「Action(うまくいっていないところを改善する)」の頭文字を並べた言葉です。

「PDCAサイクル」という言い方もされており、P→D→C→Aというステップを回していく事で、ちゃんとしたデータや課題を出すことでこれまで以上にない成果を出すことができるという考え方です。

一見当たり前の考え方かと思われるかもしれませんが、実際に使いこなせている人は殆どいません。

何かを上達させたい、成果を出したいというとき、ただ思考停止でひたすら練習や仕事、勉強をしていませんか?

本記事ではそんなPDCAの概要について筆を執りたいと思います。

PDCAを意識できている人とできていない人

AさんとBさんは同じ学校のテニス部の一員です。

二人ともテニスの腕を上達させたい、成果を出したいというと思っています。

そこで二人はコーチである先生に聞きました。

「どうすればテニス上達できるでしょうか?」

コーチはこう答えました。

「毎日素振り200回やれば上達するよ!」

AさんとBさんは言われた通り毎日200回の素振りを行いました。

しかし、一か月を過ぎたころには二人のテニスには明らかなレベルの差ができていました。

何故かと言うとAさんは何も考えず毎日200回素振りをしただけですが、Bさんは下記のようなPDCAサイクルを回して素振りを行いました。

Bさんのテニスの素振りPDCA

Aさんは素振りをすること自体を目的としてしまい、なんとなく200回素振りをしていましたが、Bさんは目的はあくまでテニスの上達という事を忘れずに下記のPDCAを行いました。

PLAN(計画)

素振りの意味を理解する→どんなボールが来ても正しいフォームで打ち返せるように体に正しいフォームを覚えさせる

正しいフォームを理解する→錦織圭のフォームを何度も見て研究する。

正しいフォームで素振りをする→鏡を見ながら自分のフォームが錦織圭のフォームになるべく似せて素振りをする。

Do(実行)

錦織圭のプレイ動画や雑誌を見てで正しいフォームを実際に研究し、目に焼き付ける。

鏡の前で錦織圭のフォームをイメージし、なるべく似せるようにしながら実際に素振りを200回行う。

Check(検証)

普段の部活中に動画で自分の練習を撮ってもらうように友達にお願いし、実際のプレイでイメージ通りにプレーできているか確認する。

素振り通り打てていなかったら、どういった状況で素振り通り打てていないのか、課題を洗い出す→低いバウンドの球はイメージより膝を曲げて打つことができておらずフォームが崩れていた。

素振りでは低い球を正しいフォームでスイングできてるか確認する→できていた。

※できていなかったら低いバウンドの球を錦織がどのように打っているか研究し、素振りで体に覚えさせるという小さなPDCAをまた別に回す。

Action(改善)

低いバウンドの珠もイメージ通り打つ事を意識して打つ。

実際のプレーでイメージ通りに出来たら1PDCAサイクル終了。

 

ここまで意識して素振りをすれば、成長スピードは段違いです。

テニスを例に挙げましたが、PDCAは仕事や勉強、趣味と全てにおいて使えるスキルです。

例えば自分がYoutubeに投稿している再生数を増やしたい場合、多くの人が何も考えず、「継続して動画投稿を続けていけばきっといつかファンが増え伸びる」と思いひたすらゴミ動画を放流しまくっていますが、一方、PDCAをしっかり意識している人はどういう動画に需要があって、自分の動画は今どんな状況なのかちゃんと分析しています。

どちらのYoutubeチャンネルの成長スピードが速いかは考えるまでもなく後者です。

PDCAは必ずしもP→D→C→Aの順番ではない?

下の画像は筆者がチームで運営しているサイトの一つのPDCAの流れです。

見ていただければわかる通り、P→D→C→A→C→Aが基本になっています。

P→D→C→Aですんなり解決すればいいのですが、物事は大体そうシンプルには事は進まないので、Aでちゃんと改善されているかCheckする必要があります。そうなると必然的にC→Aを繰り返す事になるわけです。

また、Checkで出た課題にもPDCAが必要な場合も出てきます(先ほどの錦織の例でいうと素振りでも低い球をイメージした時に正しいフォームでスイングできていなかったケース)。

PDCAを回すときは無理矢理PDCAの型にはめるのではなく頭を柔らかくして柔軟に回しましょう。

まとめ

PDCAを意識しているかしていないか、それにより成長スピードは段違いです。

PDCAは仕事や勉強、趣味と全てにおいて使えるスキルです。

PDCAを回す上で一番の敵は思考停止にあります。

PDCAを回すとき…というより普段の生活から「考える事」を習慣にし、頭を柔らかくして物事を考えましょう。

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